痩せ型がバストアップしにくいというのは残念ながら「事実」です。
なぜかというと簡単に言ってしまえば「脂肪」がないことと関係しています。
女性ホルモンと体脂肪が関係している
バストと育てる「女性ホルモン」と「体脂肪」には密接な関係があります。
脂肪は子宮を守ったり、妊娠できる体を作るために大切な役割をになっています。
ところが痩せてどんどん体脂肪が落ちることで、体の機能が低下し、それに合わせて女性ホルモンの分泌量も減っていきます。
実は、体脂肪率が17%を切ってしまうと女性ホルモンのバランスが崩れ、12%を切ると生理が止まったり、止まらなくても排卵されていない「無排卵状態」になることがあると言われています。
このような状態ではバストアップは非常に難しくなります。
栄養不足で脂肪が作れない
また、痩せ型の人は食が細く、栄養不足になりがちです。さらに体の機能が低下しているため十分な栄養も吸収することができません。
栄養不足になる
↓
脂肪が減るor増えない
↓
女性ホルモンが分泌されなくなる
痩せ型の人がバストアップしにくいと言われてしまうのは、この悪循環を繰り返し続けているからです。
諦めるのはまだ早い!痩せ型でもバストアップはできる!
先ほど痩せ型の女性はバストアップしにくいと紹介しましたが、諦めるのはまだ早いです。
実際に痩せ型の人でもバストアップをすることは可能です。
では、どうしたらバストアップできるのか、先ほどの理由からバストアップするために必要なことを考えていきましょう。
体脂肪率は標準に届いてる?
まずバストアップさせるためには、「体重と体脂肪率」が標準に届いている必要があり、スリムということと、理想的な体重や体脂肪率の数値が異なっている場合があります。
女性は体脂肪率が20%以上で「女性ホルモン」が分泌されやすくなります。
また、30%前後で女性らしい丸みのある美しいボディラインになるとされています。
バストアップを目指すのではあれば、最低でも20%を切らないように体脂肪率を調節するべきです。
実際に痩せ型の人を対象にバストアップできた人の回答の中にもこのような声がありました。
食事量を増やしたらバストアップできました
食事量も増やしたことで、筋肉と脂肪が両方いいバランスで付いたのか、貧乳だった時期から、気づいたらC、Dへと成長していきました。
思えば貧乳だった時期は体も細く少食だったので、食べるようになってから胸が大きくなった気がします。
今は食べる量はだいぶ減って人並みですが、それでも胸は少しずつ大きくなっています。
まずは健康的な体型を目指すこと
AAカップの当時、私の体重は38㎏ほどしかありませんでした。痩せているとと当然胸もなくなります。
まずは健康的な太り方をすることです。
赤身のお肉や鶏肉、健康な食事を心がけます。炭水化物も食べるように心がけました。
アンケートの声からもわかるように体脂肪率が規定量の水準までクリアしていることが大事なポイントだとおわかりいただけたと思います。
ただぶくぶく太れば良いというわけではなく、目指すは健康的な標準体型です。
これによってバストアップしやすい土台作りの第一歩となります。
体脂肪率ってどうやったらわかるの?
自分の数値がわからない方のために、女性の体脂肪率の計算を紹介させて頂きます。
自分の体脂肪率がどのぐらいか調べる時に使う「BMI指数」をご存じでしょうか。
BMIとは身長と体重を使った計算式のことで、肥満度の指標がわかります。
▼BMI計算式
体脂肪率(%)=「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」
年齢\体型 | 18~39歳 | 40~59歳 | 60歳~ |
---|---|---|---|
痩せ | ~20% | ~21% | ~22% |
-標準 | 21~27% | 22~28% | 23~29% |
+標準 | 28~34% | 29~35% | 30~36% |
軽肥満 | 35~39% | 36~40% | 37~241% |
肥満 | 40%~ | 41%~ | 42%~ |
出典:タニタの健康応援ネット
女性の場合22から23という数字が理想的で、逆に「BMI」が20未満になると「痩せ型」という事になります。
計算して現在あなたがどの体型に分類されているのかまずは確認してみてください。
この数字に届いていない女性は、バストアップしやすくするための土台作りから始めていく必要があります。
痩せ型に最適なバストアップ方法
痩せ型の人がバストアップを成功させるために、土台作りも含め最適なバストアップ方法を紹介させて頂きます。
今日からぜひ実践してみてください!
まずは食事を見直して!
体脂肪率を上げるためには、「ビタミン」「ミネラル」「脂肪」「タンパク質」などを摂取することが大切です。
また、痩せ型の女性は食事が偏っている可能性があるので、カロリーの低いものばかりではなく、バランスよくいろんな食材を食べるようにしましょう。
特に「りんご」や「キャベツ」などは女性ホルモンを活性化させるために必要な成分が含まれているため、食が細い人にもおすすめです。
更に女性ホルモンをたくさん出すためには「よく噛む」ことポイントです。
たくさん噛むことは消化率がアップし、栄養の吸収もぐっと上がります。
たっぷり睡眠を取ろう!
睡眠によるバストアップは、痩せ型の人にとって大事なバストアップ方法です。
睡眠時間が足りなくなると女性ホルモンの分泌が少なくなってしまいます。
女性ホルモンは脳内にある「視床下部」という組織の指示によってコントロールをされています。
視床下部は睡眠不足やストレスに弱く、バランスが崩れるとうまく指令が出せなくなります。
睡眠時間が足りなくならないよう、1日7時間以上は睡眠を取るよう心がけましょう。
また、早く寝るためのポイントとして体温を常に暖かくしておくことや、寝る前にパソコンやスマホを見ないようにしてください。
パソコンやスマホの光はブルーライトと呼ばれている光が出ており、この光は体に必要なホルモンを減らしてしまう効果を持っています。
お布団に入ったらすぐに眠る体制になりましょう。
エクササイズでバストアップ!
バストが小さい女性でも、エクササイズで適度な運動をすることによりバストを支える大胸筋や小胸筋を鍛えることができます。
また、筋肉がつくと血行が促進されより脂肪に栄養が届きやすくなります。
しっかり食事を取りながら運動も取り入れることで健康的な体型を維持することへも繋がっていくのです。
おすすめな筋トレは、膝をついた状態でする腕立て伏せです。
一番効果的で大胸筋も鍛えられますので是非参考にしてみてください。
バストアップサプリで補う!
痩せ型の女性は冒頭で説明したように、女性ホルモンの分泌が少なくバランスが崩れている可能性があります。
そんなときにはバストアップサプリを摂取することで、女性ホルモンのバランスが整い効果を感じやすくなります。
摂取する際は規定量を守り正しく飲みましょう。
マッサージでバストアップ!

脂肪がないからマッサージは効果がないと思っていませんか?
実はバスト周辺のマッサージをすることによって、血行がよくなることで栄養が届きやすくなったり、リンパを刺激することでバストアップ効果を高めることができます。

ナイトブラでサポート!
脂肪が少ない痩せ型女性に対して、ナイトブラは直接的にバストアップ効果があるわけではありません。
しかし、ノーブラで寝ていると胸の大きさに関係なく、バストは垂れたり形が崩れていきます。垂れたバストは元には戻らずハリがないことでより小さく見えます。
バストアップを目指すのではあれば、絶対にバストの補正も忘れてはいけません。
まとめ
今回は痩せ型の女性に必要なバストアップ方法をご紹介させて頂きました。
ポイントをまとめると痩せ型の貧乳さんには必要なのは以下3つです!
・体脂肪率を増やす
・土台を作る
・食事を見直す
長年培われてきた土台や体質を変えるのは簡単なことではありません。
今回、ご紹介したバストアップの方法を試したからといってすぐ効果が表れるわけではないと思います。
ただ、諦めずに長期間やり続ける事で絶対に結果は変わってきます。
まずは無理のない範囲でできることから始めてみましょう!